京都市北区　今宮神社　今宮祭|京都賃貸Fiveの営業日誌 | 京都で賃貸をお探しなら京都賃貸Fiveへご相談ください！

本日は、京都市北区紫野今宮町にある今宮神社で毎年5月に行われる、今宮祭(いまみやさい)のご紹介をさせていただきます。

京都には剣鉾(けんぼこ)と呼ばれる、悪霊を鎮める祭具を鉾差（ほこさ）しが巡業する祭りが地域ごとの神社であります。それぞれの神社の氏子（うじこ）圏内の住民が奉仕し，地縁組織や、講組織（鉾仲間）によってお供え物等をします。

今宮神社である今宮祭もその一つで、現在では当時の剣鉾の様式では無くなっていますが、平安の昔の「紫野御霊会」に始まり、以来、由緒と伝統のある「西陣の祭」として、毎年五月に今日まで営まれ続けています。

　この祭礼は、中世まで永らく官祭として営まれていましたが、近衛天皇の久寿元年（1154年）四月、「夜須礼（やすらい）」の今宮詣が余り華美に過ぎるということで禁止されてしまい、それとともに今宮の祭礼の方も衰えていったそうです。

それから今宮祭は復活と衰退を繰り返し、今日に至ります。

現在では、毎年五月一日の神輿出し、五日の神幸(しんこう)祭、十五日（現在はこれに近い日曜日）の還幸(かんこう)祭とつづき、十九日の神輿おさめと役3週に渡る祭りとなっています。
神幸祭は「おいでまつり」還幸祭「おかえりまつり」とも呼ばれて親しまれているようです。

神幸祭当日には、午前中の神事ののち午後神幸列を整え、車太鼓を先頭に、祭鉾、八乙女、伶人、御神宝(神社に祭られる祭具等)が続き相殿の御牛車、神輿三基の順に渡御、神職がこれに供奉、今宮通より所定の道筋に従って町々を巡幸し御旅所に入御します。

　還幸祭には御旅所を出御、所定の道筋に従って町々を巡幸し、夕刻東参道より本社に還御します。

京都の風情を感じられるこの今宮祭り、まだ見たことの無い方は一度ご覧になってはいかがでしょうか？！

今宮祭

期間5月1日神輿出し
5月5日神幸祭
15日に近い日曜日：還幸祭
5月19日神輿おさめ

住所
京都市北区紫野今宮町21

お問い合わせ先
075－491－0082

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