本日は、京都市左京区にある安楽寺にて11月に開催される「秋の特別公開」についてご紹介させて頂きます。
京都左京区鹿ヶ谷にある「住蓮山安楽寺」は、
法然上人の弟子、住蓮上人と安楽上人にて拓かれました。
この開山両上人が、現在地より東1キロメートルあたりに
「鹿ヶ谷草庵」を建て、布教活動の拠点を持たれたのがこの寺の始まりだそうです。
この住蓮山安楽寺ですが、通常非公開のお寺となっており、
さくら・つつじ・さつき・紅葉の時期に合わせ、特別一般公開されています。
今回ご紹介させて頂く「秋の特別公開」は、
紅葉の美しく色づく季節に合わせての公開となります。
本堂では30分おきに住職自らがお寺の縁起や仏像などのお話を丁寧にして下さります。
その本堂には椅子が20~30脚ほど並べてあり、
足が不自由な方への細やかな気配りもされています。
お庭も綺麗に手入れしてあり、それぞれの花の季節の度に訪れたくなるお寺ですので、
春などにも是非ご覧いただきたいと思います。
大勢の観光客で賑わう南禅寺や銀閣寺から歩いていける距離にあり、
ここは訪れる人も少なくとても静かです。
哲学の道からちょっとそれて、
住職さんのお話を聞かれてみてはいかがでしょうか。
場所
京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21番地
安楽寺(別名:松虫鈴虫寺)
公開日時
2012年11月3日・4日・10日・11日
2012年11月17日(土)~12月9日(日)
拝観料:500円
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