本日は、毎年1/13に京都市東山区の三十三間堂で行われている、
「弓引き初め」と「楊枝(やなぎ)のお加持」についてご紹介します。
全国的に有名な国宝、「三十三間堂」の
正式名は、「蓮華王院」といい、その本堂が「三十三間堂」と通称されます。
これは、お堂内陣の柱間が33もあるという建築的な特徴によるそうで、
「三十三」という数は、観音菩薩の変化身三十三身に基いているという事です。
弓引き初めは「通し矢」とも言われ、
全国から集まった弓道愛好者が約60mの距離を射通す腕比べになります。
通し矢は、江戸時代に武士たちが弓の腕を競ったことが
始まりとされる新春の恒例行事で、「大的(おおまと)全国大会」とも呼ばれます。
今年2012年度の通し矢では、
全国から集まった約2000人の新成人が色鮮やかな振り袖・袴、
たすき姿で弓の腕を競い合い、大いに盛り上がりました。
同日に行われる「楊枝のお加持」、
(加持= 神仏の加護を受けて、災いをはらうこと)は、
インド伝来の修法で、平安時代からの伝統をもつという、
三十三元堂での最重の法要だそうです。
儀式では聖樹とされる「楊枝・やなぎ」で、
観音さまに祈願した法水を参拝者に注いで、
諸病を除くというもので、特に頭痛に効くと伝えられています。
時間は9:00~15:30の間に行われ、
無料公開されていますので是非ともご参加下さいませ♪
場所
京都府京都市東山区三十三間堂廻り町657 三十三間堂
お問い合わせ
075-525-0033(三十三間堂)
開催日
1月中旬の日曜(1/13予定)
開催時間
9:00~15:30
アクセス
JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで10分、
博物館三十三間堂前下車すぐ
駐車場あり(無料)
参拝者に限る
入山無料(通常は拝観料一般600円、中・高生400円、子ども300円)
京都 賃貸Five営業日記