本日は京都市左京区、岡崎エリアにある京都市美術館の展覧会のご紹介です。
没後50年に顧みる展覧会として、「須田国太郎展」が開催されます。
須田国太郎は、京都大学で美学・美術史を学び、並行して関西美術院で
デッサンを学んだ関西が地元の芸術家です。
その後スペインに留学し、ヴェネツィア派の色彩理論やバロック絵画の明暗法を
研究、帰国後は日本独自の油画を創造しようとしていたようです。
欧州滞在中の宗教画模写をはじめ、スペインの山間の町や日本の海辺の村、
人物をモチーフにした重厚な作品が並び、代表作の一つ「犬」は、前景を
暗くしてシルエット化した犬と、後景の町を同質的に捉える須田特有の
まなざしを感じることのできる作品になっています。
その他、関連したイベントも下記のように多数行われます。
「京都独立美術と須田国太郎」
講師:尾﨑眞人(当館学芸課長)
日時:1月26日(土) 午後2時から午後3時30分まで
場所:当館講演室
定員:先着80名(事前申込不要)
「スペインで出あったもの」
講師:尾﨑眞人(当館学芸課長)
日時:2月2日(土) 午後2時から午後3時30分まで
場所:当館講演室
定員:先着80名(事前申込不要)
京都生まれの画家の作品に触れるいい機会ですので、お出かけしてみては
いかがでしょうか。
会場 京都市美術館
日時 2012/12/1(土)~2013/2/3(日) 9:00~17:00(入館は16:30まで)
住所 京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)
料金 大人1,000円(900) 高大生800円(700) 小中生500円(400)
( )内は前売り
お問合せ先 京都市美術館 075-771-4107
ホームページ
京都市美術館 http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma
京都 賃貸Five営業日記