本日は2013年1月19日に京都市東山区 八坂神社にて開催予定の「疫神社祭」をご紹介致します。
そもそも疫神社祭とは何かと思いの方も多いと思いますので簡単にご紹介を致します。
まず東大路通に面する八坂神社の西楼門から入るとすぐ現れる鳥居。
これが疫神社(蘇民将来社)である。
この日の早朝に竹の芯の茅の輪を鳥居に据え、粟餅をお供えします。
その由来は、八坂さんの祭神・すさのおのみこと(素戔嗚尊)が南海を旅していた際に、
巨旦将来に一晩泊めてもらえないかと頼みましたが断られ、
弟の蘇民将来に迎えられ、粟餅でもてなされました。
みことは蘇民に対してのお礼に、悪疫が流行しても茅の輪を腰に下げれば
悪疫除けになると告げました。そのため、蘇民一家は無事であったという故事によるものです。
ちなみにですが7月1日から一ヶ月に渡って数々の神事と
イベントが行われる「祇園祭」は7月31日の八坂神社「疫神社夏越祭」で終了となります。
八坂神社では茅の輪から抜き取った茅を参拝者が自分で小さい茅の輪にして
持ち帰って玄関などに飾ることで、夏を健康に過ごせるご利益があるとしています。
さらに社務所ではこの日だけ「蘇民将来子孫也」と書かれた紙縒りを
200円で貰えるので、茅の輪を作ったらその紙縒りを結べば完成です。
是非皆さんも参詣した際にはぜひ輪をくぐって罪や汚れを祓い、
今年一年の健康・安泰をお願いしましょう。
2012年1月19日(木)
時間 10:00~
料金 拝観自由
場所 八坂神社 疫神社
八坂神社
アクセス 市バス206「祇園」下車
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