本日は京都に数あるパワースポットの中から「一条戻橋」をご紹介したいと思います。
場所は堀川今出川を少し南に行ったところにございます。
今現在は今は車が通れる新しい橋になっていますが、旧一条戻橋
はすぐ近くの安倍清明を祀った清明神社の境内にあります。
まず完成は794年、いわゆる平安京の造営のときに架けられた橋で、
そもそも一条通リというのは、当時の京都の一番北の通りになるそうです。
そのころは、洛中と洛外、つまり都の中と外を分ける通りとしての意味合いもあったようです。
「戻橋」という珍しい名前の由来を調べてみると、様々な説があるみたいですが、
一番有力な説が三善清行という人の言い伝えです。
簡単にご紹介すると、918年にこの三善清行という人の葬式の列がこの橋を
渡った際に、父の死を聞いて急ぎ帰ってきた熊野で修行中の子・浄蔵が棺に
すがって祈ると、清行が雷鳴とともに一時生き返り、父子が抱き合ったという
いい伝えから名付けられたそうです。
ちなみに他の説で言うと、平家物語の源頼光の四天王などもあるみたいです。
こういった言い伝えから、一条戻橋を死人が蘇り鬼が出る橋として恐れ、
魔界への入り口として見られていたようです。
またすぐ近くにある晴明神社は安倍晴明を祀り一条戻橋のたもとにあった
晴明の屋敷跡に1007年に創建されたそうです。
晴明神社についての言い伝えの説もあり、こちらは陰陽師安倍清明が妻が
恐がらないように式神を橋の下に隠したという伝説があります。
数々の伝説を持つ、京都有数のパワースポットである一条戻橋ですので、
是非一度、近くに寄った際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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