本日は京都で今、少し話題になりつつある、学生さんの作った映画をご紹介します。
こちらの「神隠しのキャラメル」という映画は、京都市左京区にある、
京都造形芸術大の映像学科の学生さんが製作した映画です。
時間にすると、約30分程度の短編映画なのですが、実はこの映画に
俳優の永瀬正敏さんが出演されているそうなのです。
永瀬さんは昨年2~3月、学生とプロが商業映画を共同製作する同大学の
プロジェクト「北白川派」の作品に主演をしたのがきっかけで学生と
交流を深めたそうです。
その際に、今回の「神隠しのキャラメル」の監督をつとめた学生の酒井さんに
「将来、君が監督になったら(作品に)出るよ」という言葉をかけたのを
覚えていてオファーを出したそうです。
すると永瀬さんもその心意気にうたれて、なんと無報酬で受けて、
出演が実現したということです。
気になるストーリーの内容ですが、父を失った少年が、姿を消した妹を追って、
親の愛をもらえない子どもが集う「国」にたどり着く-という物語だそうです。
予算は約7万円で、学生の知恵と熱意の詰まった作品に仕上がっています。
もともとは学生のゼミの課題として作られた作品なので、学内の発表では
教授からシナリオについての厳しい意見もあったそうですが、今年の夏には
他の学生映画とともに、京都市内で上映される予定もあるようです。
とても実現が難しいと思うようなことがあっても、こうやって熱意をもって、
願うとかなう夢もあるという、とても希望の持てるニュースですね。
この映画が上映されたら是非見に行ってみたいですね。
京都 賃貸Five営業日記