本日は京都市左京区にある、ジャズ喫茶のヤマトヤさんをご紹介したいと思います。
こちらのお店は京都市内でももっとも古いジャズ喫茶の一つと言われていて、
作家の五木寛之さんの小説にも登場する有名なお店です。
場所は左京区の丸太町通東大路東入にあり、建替えのために、
約1年間休業をされた後に、明日、3月1日にリニューアルオープンされます。
ジャズ喫茶というと、ちょうど自分の親の世代が学生の時代に、
学生運動の全盛期に流行ったというイメージがあります。
ただ、そんな時代が過ぎると、CDやMDなど手軽に高音質の音楽が
楽しめるようになり、わざわざお店に出向く人の数も減っていき、
閉店するお店が増えていったそうです。
そんな中、店主の熊代さんは戦前に建てられたという木造2階建ての
お店を建替えるために、全国のジャズ喫茶を訪ねて旅に出られたそうです。
そこで今もなお元気に営業しているお店の共通点として、普通の喫茶店としての
営業に加え、ライブを開くなど店の人とお客さん、演奏する人たちが和気あいあいと
楽しむ姿がありました。
それを見た熊代さんもこんなお店を改めて開きたいと思ったそうで、
年に1・2回程度だったライブを月に1・2回に増やして開催されます。
1970年の開店時の内装はほぼそのままですが、こだわりの大きなスピーカーで
4.000枚以上あるレコードの音をじっくりと楽しむことができます。
店内のレイアウトも初心者の方が会話がしやすいようにカウンター席が
多めに設けられているなど、初めての方にも敷居が低いつくりになっている
みたいですよ。
どうしても初めて行く方には敷居が高く感じられてしまうかもしれませんが、
店主の方がこれだけの情熱をもっているお店ですので、肩の力を抜いて
一度お出かけしてみてはいかがでしょうか?!
場所
京都市左京区東山丸太町東入ル2筋目下ル
電話
075-761-7685
定休日
水曜日(祝の場合営業)
営業時間
昼12時から夜12時
京都 賃貸Five営業日記