京都文化博物館 清水焼団地五十年の歩み
京都市中京区、烏丸御池エリアにある京都文化博物館にて、展覧会が行われます。
豊かな工芸品がつくられてきた京都では、陶磁器の分野においても
わが国の美術シーンを飾る数々の逸品が生み出されてきました。
しかし、高度経済成長にともなう社会情勢の変化によって、清水・五条坂周辺での
作業空間の拡張は止まり、登り窯の煤煙についても懸念されるなど、
さまざまな問題に直面してきました。
そこで、昭和36年に新天地を求めた陶業者たちの有志が集まり、翌年には
清水焼団地協同組合を設立されたそうです。
清水焼団地は、住居、工房を併せ持った京都陶業界の主要な
工業団地として、各方面から注目を集めています。
本展では清水焼団地が50周年を迎えるのを機に、伝統と創造の狭間で
新しいやきものに挑戦し続けてきた作家や窯元、同所で活躍する他分野の
作家の作品を約150点が展示されます。
作品と、それが生まれるまでの歴史を感じながら、伝統的な
文化を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
会場 京都文化博物館 3F総合展示室
日時 2011/9/1(木)~9/19(月・祝) 開室時間...10:00~19:30
住所 京都市中京区三条高倉
料金 一般 500(400)円、大学生 400(320)円、小中高生 無料
お問合せ先 京都文化博物館 075-222-0888
ホームページ 京都文化博物館 http://www.bunpaku.or.jp/
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