京都高島屋 河井寬次郎展
京都市下京区にある京都高島屋で行われる河井寬次郎展のご紹介です。
河井寬次郎は人間国宝(重要無形文化財保持者)も文化勲章も断り、
生涯無位無冠を貫いた陶芸家で、民藝運動の推進者としても
知られる人物です。
京都を舞台に創作活動に打ち込んだ河井寬次郎が2010年に生誕120年を
迎えたことを記念し、陶芸作品はもとより、木彫や家具調度品、真鍮製のキセル、
文筆や書の作品に、自筆のノートなどの資料を合わせた約180点を、
一堂に展示するイベントです。
出品作には、展覧会初公開作品20余点を含むが、中でも、
今回注目すべきは、「愛染鳥子」像です。
1921年(大正10)に東京と大阪の髙島屋で開催された初の展覧会
「第一回創作陶磁展観」に出品されていた記録が残りながらも、
その後、「愛染鳥子」像は世に姿を現すことなく、長い間幻の名作と
呼ばれていたそうですが、今回調査で所在が分かり、
念願の展示となります。
その特異な生き様までもが感じられるような力強い作品の数々を
鑑賞してみてはいかがでしょうか。
会場 京都高島屋7階グランドホール
日時 2011/4/20(水)~5/5(木・祝) 10:00~20:00
住所 京都市下京区四条通河原町西入真町52番地
料金 一般800(600)円、大学・高校生600(400)円、中学生以下無料
お問合せ先 京都高島屋075-221-8811(大代表)
ホームページ 京都高島屋 http://www.takashimaya.co.jp/kyoto/
タウンナビ