京都国立近代美術館 北村武資展
京都市左京区、岡崎エリアにある京都国立近代美術館で北村武資展が行われます。
京都に生まれ、中学校を卒業後からさまざまな製織業で技術の習得に
励み続けた北村武資は、1965年伝統工芸日本染織展に初出品し、
日本工芸会会長賞を受賞。また同年日本伝統工芸展に初出品、
初入選を果たし頭角を表した人物です。
1972年に開催された長沙馬王堆漢墓写真速報展で、
中国で発掘された古代織の「羅(ら)」の写真を見て強い興味をいだき、
以後非常に繊細な織による「羅」に挑戦し数々の優品を
日本伝統工芸展に出品しました。
今年制作60年を迎える北村武資は、古代織の再現に留まらず、
現代に生きる織として新しい世界に挑戦を続けています。
人間国宝でもある、北村氏の製作に対する厳しい姿勢も見える
職人の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
会場 京都国立近代美術館(岡崎公園内)
日時 2011/9/16(金)~10/30(日) 9:30~17:00
お問合せ先 京都国立近代美術館 075-761-4111
ホームページ 京都国立近代美術館 http://www.momak.go.jp/
備考 休館日...毎週月曜日
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