京都造形芸術大学 東義孝展
本日は京都市左京区,京都造形芸術大学で行われる東義孝展のご紹介です。
東義孝はひとつの画面の中に聖と俗、美と魂、異なる要素を
混ぜ合わせた絵画を一貫して描き続けた作家です。
京都造形芸術大学卒業後、発表の拠点を関西から東京へ移しながら
精力的に活躍の場を広げていましたが,2010年に道半ばで
倒れてしまいました。
今回の展覧会のテーマでもある「庭の見世物小屋」ですが,これは
彼が子供の頃に,家の裏庭があり庭と知らずに恐る恐る立ち入る
見ず知らずの人々を幼い東は観察していたという体験が
元になっているそうです。
そういった彼の体験から生み出された「庭」をのぞき見するような
秘密めいたあやしさ、美しさと残酷さが共存する作品と
なっています。
本展は東義孝の創造の軌跡を追う回顧展であり、発表の場を東京に移した
2005年以降の作品を中心に100点あまりが展示されます。
不思議であやしく,秘密めいた雰囲気を彼の作品から存分に
感じ取れるはずですので,是非一度ご覧になってみては
いかがでしょうか。
会場 京都造形芸術大学 人間館1F ギャルリ・オーブ
日時 2011/9/28(水)~10/10(月・祝) 11:00~18:00 (最終日は16:00まで)
休館日:なし
住所 京都市左京区北白川瓜生山 2-116
料金 無料
お問合せ先 TEL 075-791-9122
ホームページ ギャルリ・オーブHP http://aube.kyoto-art.ac.jp/
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