落柿舎
藁葺き屋根がひなびた風情の落柿舎は、江戸時代の俳人、向井去来ゆかりの史跡。
去来は芭蕉の門人で、芭蕉十哲のひとり。去来が元禄時代のはじめから隠居所としていたところといわれ、落柿舎の名は、その頃、柿の木がたくさんあり、ある商人がその柿の実を買う約束をしたところ、大風のために一夜にしてすべて落ちてしまったという故事による。
玄関横の壁に掛けられていている蓑(みの)と笠は、庵主が在宅であることを知らせている。芭蕉は元禄2年(1689)から三たびこの庵を訪れ、元禄4年には18日間滞在し、『嵯峨野日記』を書いたと伝わる。
●住所 京都市右京区嵯峨小倉山
●電話番号 075-881-1953
●アクセス 市バス「嵯峨小学校前」下車徒歩7分
●営業時間 9:00~17:00 (1・2月10:00~16:00)
● 拝観料...200円
お客さんから教えてもらった穴場的観光スポットです。
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