用語集⑫
地鎮祭
地鎮祭とは、土地の神への祭礼のことを言います。
土木工事やマンションなどの建物の建設に先立って、土地の神を祭り、
工事の安全や建物の平安を祈願する儀式が行われます。
一般的には敷地の中に4本の青竹を立て、注連縄を張った中で神主が執り行います。
中央には祭壇を作り、酒や米などをお供えし、祭壇の左右には榊を付けた
青、赤、黄、白、緑の五色絹の幟を立てることもあります。
また起工式と呼ばれることもあります。
日本では、古くから家を建てるとき、祭りと言うことが必ず行われてきました。
祭りは、元来、神にまつらい(帰服)、神の恩恵に感謝し、神々のご照覧のもとに、
常に正しく、明るく、睦まじく生きようと願う人々の神々に対する
崇敬を表したものを言います。
このような神々への崇敬の心をもって執り行われる
行事が地鎮祭と呼ばれております。